OBICON 管理者ガイド
サイト: | OBIRIN e-Learning |
コース: | 情報システム部 |
ブック: | OBICON 管理者ガイド |
印刷者: | ゲストユーザ |
日付: | 2024年 12月 23日(月曜日) 04:25 |
1. はじめに(申請・問い合わせ)
OBICONは、様々な学内の活動において、本学の教職員学生が活用できるよう、一部機能(通知機能、QRGO!)の管理者としてご利用いただくことができます。
※2022年度はビジネスマネジメント学群の学生・教職員を対象として先行実施中です。
※他学群での利用についても相談ください。
※本ガイドは、OBICONの管理者として運用者向けのガイドとなります。
一般的なOBICONの利用方法等については<こちら>をご参照ください。
〇管理者になるためには?
- どのような用途で使いたいか?など、下記の問い合わせ先へご相談ください。
- 申請書に申請内容を記載の上、スキャン(または写真)を申請先へメール添付にてご提出ください。
<OBICON管理ユーザ申請書(ダウンロード)> - 管理者の方へガイダンスを行います。(Zoom/対面いずれか)
- 利用開始となります。
〇管理者申請・利用方法の問い合わせ先(Mail):
(BM学群生のみ) 新宿キャンパス事務室 sjk_info@obirin.ac.jp
〇OBICONシステム操作の問い合わせ先(Mail):
情報システム部 info-sci@obirin.ac.jp
以上
1.1. 通知機能とQRGO!の管理者としての機能概要
「通知」の管理者機能概要 <利用者のマニュアル>
-
- OBICONのPush通知を個別に行うことができます。
- Beaconの発信機を使うことで、その場の近くを通過した人に対して通知を行うようなこともできます。(通知機能限定の管理者のみ)
- 活用事例
「QRGO!」の管理者機能概要 <利用者のマニュアル>
-
- QRコードを読み取ると動画・画像をテキストの補助説明と合わせ紹介したり、Webサイトなどを表示することで、QRコードを使ったイベントの”場”に対する付加情報を提供できます。
- QRコードの読み取り記録をスタンプとして集めたり、スタンプの推した状況を一覧で確認ができます。
- イベントの参加者(スタンプの履歴がある人)に対して通知機能を利用することも可能です。
- 活用事例
1.2. 管理者からみたユーザのトラブルシュート
管理者は、ユーザ(=OBICONのスマホアプリ)利用者に対して利用方法や設定等についてある程度の案内ができるほうがよいでしょう。
〇トラブルシュート
OBICONの通知受信は、スマートフォンの設定により受信できない場合があります。利用者からの問い合わせがあった場合、次のような対応をお願いいたします。
① ユーザIDやパスワードを忘れてしまった。
- 本学学生・・・・各キャンパス事務室まで問合せてもらうように案内。
- ゲストユーザ・・再度アプリをインストールして利用してもらう。
※ゲストユーザは、ユーザ登録やログインが不要です。 - 発信者ユーザ・・申請を行ったキャンパス事務室までお問い合わせください。
②スマートフォンの一般的な設定に関する設定について。
・OBICONメニューにある「HELP」サイトにある設定に関するガイドを参照願います。
<トラブルシュート>に沿ってスマートフォンの各設定を確認してください。
以上
2. 通知管理者ガイド(目次)
<目次>
2.1. ログインとHOME画面
1.OBICON管理画面へのログイン
OBICON管理画面へは下記のURLにアクセスし、申請したIDとパスワードでログインします。
※基本的に管理画面はパソコンで操作してください。
スマートフォンでは正しく表示されない場合が多くあり、誤送信等のもとになるのでやめましょう。
※OBICONは、学内学外問わずアクセス可能です。
※OBICONシステムは毎日の夜間メンテナンス時間(3:00~5:30)および不定期のメンテナンスでサービスを停止することがあります。このため、上記ログイン画面が表示されない場合や、作業等中で動作しなくなる場合などがありますのでご注意願います。
2,HOME画面
ログインすると以下のようなホーム画面が表示されます。
2.2. できること
学生はOBICONをインストールしたユーザに対し、2種類の送信方法と2種類の表示方法でメッセージを配信することができます。送信方法と通知方法を組み合わせて有益な情報を発信してください。
送信方法
- 指定時間送信 → 指定された時間に通知を送信します。
- Beacon指定送信 → 特定Beacon(下記)をOBICONアプリが検知したときに通知を送信します。
- Beaconとは?
OBICONで利用するBeaconとは、bluetoothの電波を発信する電子機器になります。教室の天井に設置されたUSBタイプや、皆さんに配布しているペンダントタイプの2種類が利用されています。
OBICONはこれらの電波を検知すことで、スマートフォンが指定したBeaconの近くに存在することを検知することができます。これを応用し、指定のBeaconの近くをOBICONユーザが近づいたときに通知を発信することができるように開発されています。
検知範囲は10m、5m、2m、近接の4種類が用意されています。(別途、貸出申請が必要。)
表示方法
- 文面
→プレーンなテキスト文を発信できます。また、ホームページなどのリンクも追加できます。 - URL直リンク
→通知リストをクリックすると直接指定したURLにリンクします。
- 通知の工夫
テキストでの通知やURL直リンクの2種類の内容があります。文面で正確に伝えたい内容をテキスト化する場合や、ヴィジュアルなどに訴えるようなイベント広告やクーポンなどはURL直リンクなど用途に応じて工夫していただければと思います。
2.3. 通知のルールとマナー
OBICONは、スマートフォンに直接通知をします。一般的な掲示を行う際の配慮と合わせて、以下のルール守って運用してください。
① 送る時間・頻度
- 早朝、深夜など通知を受けることが不快につながる時間に送らない。
- 授業前やお昼時間などスマートフォンを操作する時間に送ると効果があがります。
- 過密にメッセージを送信すると、相手は不快に思います。
② Beaconを利用したメッセージ
Beaconを利用したメッセージはそのBeaconに近接したときにメッセージが届きます。
- 1回キリまたは、多くても1日1回で設定しましょう。
- 発信する場所に由来するメッセージを送るようにしましょう。
- 自身のユーザIDを宛先にして、テスト送信を行い、意図するメッセージが意図する場所で届くかテストをしてください。
③ 送り先と内容
- 送信を許可された送付先の範囲を必ず守ってください。
- 基本的にゲストユーザは不特定多数のユーザが登録しているため、ゲストユーザへの送信は、IDを指定して送信してください。
- あなたが誰であるか? 詳しくは、だれに聞けばよいか?など問い合わせ先を明記してください。
~気を付けよう!~
OBICONは、桜美林大学が提供しているアプリです。
また、簡易に多くの人に情報の発信ができるツールであるが故の心得を忘れないようにしましょう。
- ユーザが受け取るメッセージは「桜美林大学からのメッセージ」として受け取られます。
- OBICONへの発信を行う人も複数います。(事務、教員、学生団体。。。)
メッセージの発信者は自身であることのみを意識するため、仮に毎日1回送信したとします。しかしながら、送信する人が100人同じことをすれば、その通知を受け取る人は日に100回もPush通知がくることになってしまいます。
OBICONは、通知の受信拒否ができますが、大切な通知もあることを考えると通知拒否をできない人もいます。そのようなユーザに対して苦痛とならないよう、必要な情報を5W1Hを考えて適切に伝えるようにしましょう。
いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(why)、どのようにして(How)
2.4. 通知登録・履歴
OBICONにログインし、メニューより「発信履歴」をクリックすると発信一覧画面が表示されます。
① 通知登録・履歴
指定時間送信または、Beacon送信を選択し、送信期間や内容を条件に「検索」ボタンを押すと過去に発信した履歴が表示されます。
★TOPIC
- 送信のタイミングとユーザ:
OBICONの通知で指定時間送信の場合とBeacon送信の場合で、「登録」により発信を確定させたときに、対象となるユーザが異なりますので注意してください。
- 指定時間送信:
通知の登録時にユーザIDの登録がある人に限定されます。未来日の送信においては、登録後~送信予定日までに新規登録されたユーザは通知の対象となりません。
- Beacon送信:
Beacon送信を登録後でも、Obiconをインストールし発信の対象となるBeaconを検知した場合は配信されます。
2.5. 通知登録(指定時間送信)
OBICONへ時間を指定して通知を送信することができます。
① 送信内容の登録
誰に対して、いつ、どのような内容の通知を送信するかを登録します。
★TOPIC1「通知指定(CSV指定)の注意」
CSV指定とは、CSV形式のファイルにユーザIDを登録したファイルを読み込ませることでまとめて特定の人に送信することができます。
CSVファイルは、Excelで1行に1つのIDを登録したデータを作成します。保存の際に、「名前を付けて保存」を選択し、ファイルの種類>「CSV(カンマ区切り)」で保存をするとCSV形式のファイルが作成されます。
OBICONでは、CSV指定を選択すると、ファイルを指定するので、上記の保管ファイルを指定してください。
★TOPIC2「通知指定の見出し」
Push通知の通知に表示される文字は、「文面」の場合、文章の先頭が表示され、「URL」の場合、「表示文字」が表示されます。あらかじめテストで自分に送信して、受け手に魅力のある見出しを考えてみましょう。
2.6. 通知登録(Beacon送信)
OBICONへ指定したBeaconを検知した際に通知を送信することができます。
① 授業の選択とCSV出力
★TOPIC1(Beaconを通知活用した例)
- ①Beacon検知したときに発信できる。
→(その場に来たことでついでにアピールできること)
例)本日のメニュー(売り場の近くに来たら、通知がくる)
これから始まるイベントの告知(たまたま来た人にもアピール) - 通知を登録後に追加されたユーザにも発信ができる。
→事前にイベントを用意したうえで発信ができる。
例)施設案内等でゲストユーザにその場に来たら当該施設情報が出る。
疑似的な宝探し(Beaconのある場所を探して通知を集める)
特定会場内で、ビンゴ(ユーザIDを決めてあれば通知を発信) - イベント通知の工夫
事前に登録させるゲストユーザのIDを決めておくなど工夫が必要となります。大きな規模のイベント等で、ゲストユーザを多く用意する必要がある場合は、必ず事務室までご相談ください。
3.1. できること
〇特徴
①QRコードによるコンテンツ配信
アプリ専用のQRコードを読み取って、様々なコンテンツ(動画、画像、ホームページ)などを利用者に参照させることができます。
②スタンプ機能
参照した履歴をスタンプとして参加者に見せたり、このスタンプの推した履歴を収集してデータとして活用することができます。
参照できるデータは1IDとして管理し、個人情報等の紐づけは、アプリ上のみではできません。
〇イベント作成のために必要な設定項目
①キーワード(イベント・コンテンツ・素材・スタンプ)
QRGO!のイベントを始めるにあたり、イベントで参加者に見せたいコンテンツの素材を用意(素材の保管方法参照)したうえで、管理者がイベントと、イベントに紐づくコンテンツを設定します。
イベント:イベントのイメージバナー(画像)、説明文、開催期間、スタンプの有無など
コンテンツ:イベントで見せたい素材のリンク先、説明文、表示期間など
素材 :コンテンツで紐づくOnline上の素材。
・Youtubeに保管した動画
・GoogleDriveに保管した画像
・見せたいHP(GoogleSiteなど)や、既存のHPのリンク
・GoogleFormなどのアンケート
スタンプ :利用者が、QRコードを読み取りコンテンツにアクセスした際に押される履歴。
開催したい内容や紐づけたい内容に合わせて、イベント・コンテンツ・素材などの準備を進めましょう。
3.2. 知っておくこと
〇イベントを作成・申請する前に知っておくこと
- 管理者はイベントを複数作成することができます。
- 作成・公開するイベントは事前に申請した事務局に内容等の許可を得る必要があります。
一般的に、本学の理念に反する活動に対する利用はできません。
これらに違反する利用があった場合、管理IDの利用停止や罰則等が発生します。
具体例:
・個人的な営利活動(授業内の活動であれば可)
・非営利であっても、特定団体への勧誘活動
・法的に問題のあるコンテンツの提供(著作権侵害など)
・その他、事務局が適切ではないと判断するイベント - 一般のカメラでQRGO!のQRコードをスキャンすると、OBICONのインストール紹介が表示されます。
- 素材の作成にあたって
素材は素材の種類によって下記の方法で保管されていることが推奨されます。
〇動画・・・・・・ Yotubeにアップロードされた動画(横16:9 限定公開)
〇画像ファイル・・ Googleドライブ保存(リンクを知っている全員(閲覧者))
〇通常のホームページ画面(URL):公開されているHP - 素材(コンテンツ)の公開範囲について
イベントやコンテンツには学生や学内関係者だけでなく、ゲストアクセス(一般の方)もどのイベントでも利用可能なため、学外に拡散が望ましくない内容は含めないようにご注意ください。
3.3. 事前の準備
事前にどのようなイベントに対して、どのようなコンテンツを提供し、その結果得られる情報やスタンプの活用方法などを事前におおむね検討しておくと設定の際に迷うことが少なくなります。
3.4. 素材の登録・URLの取得方法
🔰コンテンツとして公開する素材をあらかじめWeb上に準備するしておきましょう。
それぞれのコンテンツの保管方法、素材のURLの取得方法は下記の通りです。
下記の方法で取得したURLをコンテンツ登録の「コンテンツURL」に登録してください。
※動画については、特に指定があります。異なるURLでは再生できないのでご注意ください。
〇ホームページ
表示したいホームページのURLをコピーして、コンテンツの取得します。
- ホームページ(一般公開されているページ)
ブラウザのURL(https://~始まるすべて)をコピー - ホームページ(GoogleSite)
リンクアイコンを押す - アンケート(GoogleFormの場合)
送信>リンクアイコン>コピー
〇動画(Youtube)
①Youtubeに動画を登録します(動画の登録方法はこちら)
※Youtubeは、OBIRINのIDでも登録可能です。
②動画の公開設定を「限定公開」にします。
※特に「公開」でも問題ありませんが、ここだけの情報という場合は「限定公開」としましょう。
③当該動画の再生ページの「共有」を開き
共有>埋め込む>コピー
〇静止画(Googleドライブ)
①コンテンツとして参照させたい静止画(png.Jpeg形式)をGoogleドライブに保管します。
②共有したい画像を右クリックし、「共有」>一般的なアクセス「リンクを知っている全員」にする。
③「リンクをコピー」で取得
※フォルダにファイルを収めている場合、当該フォルダの公開設定も同レベルにする必要があります。
以上
3.5. イベント作成の順序
管理者のIDの申請が終わりOBICONの管理権限を得たらおおむね次の手順でイベント作成を進めていきます。
各マニュアルは機能の説明となりますが、新規で作成する場合の操作については、🔰マークで解説しますので、参考にしてみてください。
5.動作確認テスト
6.QRコードの準備
7.本番運用
8.参加スタンプとCSVの出力
3.6. ログインとHOME画面
1.OBICON管理画面へのログイン
🔰OBICON管理画面へは下記のURLにアクセスし、申請したIDとパスワードでログインします。
※基本的に管理画面はパソコンで操作してください。
スマートフォンでは正しく表示されない場合が多くあり、誤送信等のもとになるのでやめましょう。
※OBICONは、学内学外問わずアクセス可能です。
※OBICONシステムは毎日の夜間メンテナンス時間(3:00~5:30)および不定期のメンテナンスでサービスを停止することがあります。このため、上記ログイン画面が表示されない場合や、作業等中で動作しなくなる場合などがありますのでご注意願います。
2,HOME画面
ログインすると以下のようなホーム画面が表示されます。
🔰「イベント・コンテンツ管理」を選択します。
※通知管理機能については、通知管理ガイドを参照ねがいます。
3.7. イベントの選択
メニューより「イベント・コンテンツ管理」を選択すると「イベント選択」画面に遷移します。
🔰「追加」ボタンを押してイベントを新規で作成します。
イベントを登録後に、下図の通りリストに表示イベントが表示されます。イベント作成後は、「コンテンツ編集」ボタンでコンテンツを作成していきます。
〇イベント選択画面
※イベントが登録されている場合、図の通りイベントがリストで表示されます。
「追加」・・新規イベント追加時
「編集」・・登録済のイベント修正
「削除」・・登録済のイベントの削除(同イベントのコンテンツも削除されます)
「コンテンツ編集」・・当該イベントのコンテンツの追加・編集・削除
参加者のスタンプの状況をデータで出力できます。
※スタンプのアクセス状況から「最後の履歴」「最初の履歴」「〇」で表示などが選択できます。
※在学生の情報については、通常マスク(暗号化した)データで出力されます。
※在学生の学籍番号の出力を行う場合は、教員等の指導の下運営されているイベントに限ります。
イベント単位で登録されたすべてのコンテンツのQRコードが一括して出力できます。
活動量のデータをデータで出力します。
※活動量は、館内のBeaconの検知情報からどのポイントでの滞留があったかを示すデータを出力します。
※基本的に研究活動以外ではこちらのデータの出力はできません。
以上
3.8. イベントの登録
イベントの内容を登録します。
🔰各項目を登録します。スマホアプリ画面に表示される内容を想定しながら入力したうえ、「入力内容を保存」を押下して保存します。
なお、テスト用ユーザIDは自身やイベントを企画する学生のID(学籍番号の小文字)がある場合入れておくとテストしやすいでしょう。
〇イベント登録
「イベントID」・・・・イベントのコード(初期登録時は空欄)
「イベント名」・・・・イベントの名前
「開催期間」・・・・・イベントが利用できる期間となります。
※通常は"期間"を選択してください。
「事前公開」・・・・・開催期間より前にイベントリストへ表示する場合チェック。
「場所区分」・・・・・イベントリストのカテゴリになります。
※通常は、開催するキャンパスを選択し、当てはまらない場所の場合「イベント」を選択
「バナー画像」・・・・リストや紹介画面に表示されるバナーを登録します。
※サイズは800x250ピクセル(16:5)のサイズで作成してください。
※画像はPngまたはjpeg形式となります。
※画像が未登録の時は、「準備中」のバナーが表示されます。
「スタンプ表示」・・・イベントのスタンプリストを表示する場合チェック。
「イベント説明」・・・イベントの詳細画面での説明文を登録します。
「テスト用ユーザID」・動作確認を行う学籍番号を登録することができます。
-
- テスト用ユーザIDで指定されたユーザは、開催期間外であってもQRコードの読み込みやリスト表示をすることができるため、イベント期間前に一般には未公開の状態で、動作確認などを行うことができます。
3.9. コンテンツの選択
イベント選択より「コンテンツ編集」を選択すると「コンテンツ選択」画面に遷移します。
🔰「追加」ボタンを押してコンテンツを新規で作成します。
・コンテンツは複数作成していきますので、都度「追加」ボタンで適宜追加してください。
・イベントの準備にあたってスタンプの表示順で調整します。
・参加者がアクセスできるようにQRコードをダウンロードして掲示しましょう。
〇コンテンツ選択画面
※コンテンツが登録されている場合、図の通りリストで表示されます。
「追加」・・新規コンテンツ追加時
「編集」・・登録済のコンテンツ修正
「削除」・・登録済のコンテンツの削除
「↑」「↓」「振り直し」・・スタンプリストの表示順の変更
※「振り直し」は、活動量における過去のスタンプの情報は、修正されません。
※基本的にはイベントの開始前にスタンプの表示順は確認しておきましょう。
「QRコード」・・当該コンテンツにOBICONでアクセスするQRコードを画像でダウンロードします。
3.10. コンテンツの登録
「コンテンツ選択」より「編集」を選択すると「コンテンツ選択」画面に遷移します。
🔰QRコードでスキャンしたときに表示されるコンテンツを設定します。
素材の内容に応じてコンテンツの設定例なども参考にしながら設定してください。
〇コンテンツ登録画面
「コンテンツID」・・スタンプの表示順となります。※新規登録時は空欄
「モード」・・・・・素材がWebページ場合は「外部サイト」それ以外の場合は「コンテンツ」を選択
「コンテンツ名」・・スマホアプリのコンテンツ表示上のタイトル名
「コンテンツURL」・・動画や画像、ホームページのURLを登録します。
★コンテンツの保管・登録方法(詳細はこちら)
※動画・・Youtubeに登録(限定公開)後、共有の「埋め込む」で表示されるタグを登録します。
※画像・・Googleドライブ等に保管しURLを取得します。共有設定は「リンクを知っている全員」
★外部サイト・・・表示したいホームページのURLを登録。
「プレビュー」・・・登録したコンテンツが正しく表示されるかを確認します。
※Youtubeで「この動画は再生できません」と表示された場合、再度プレビューを押すと表示されます。
「参加者ID(ユーザID)表示」・・モードを「外部サイト」とした場合に、コンテンツ名にユーザIDを表示します。
※外部サイトでアンケートなどを取る際に、スタンプ履歴とアンケート結果を紐づけたい場合など、
アンケート項目に「表示されたユーザID」などを設けることができます。
ただし、アンケート取得の際にはこれらの利用用途がある旨をアンケート内で承諾を得るなど
配慮が必要となります。
「コンテンツ期間」・・・基本は、「イベント期間に準ずる」で登録します。
※イベント期間の後半から参照できるようにする。など同じイベント期間内でも参照できる日時をコントロールする場合、定例会の出席登録などの場合、期間を設定する場合があります。
「スタンプ表示」・・・スタンプリストに表示する場合はチェック。(イベントでスタンプ表示の場合のみ)
「スタンプ名」・・・・スタンプリストに表示される名称
「コンテンツ説明」・・コンテンツの説明文を登録
3.11. 設定事例:展示場スタンプラリー
事例:展示場スタンプラリー
作品展示などを行う際に、作品と追加して作者のメッセージや作品の追加情報などをQRコードに付加することで、展示品に対する深い理解を得ながら、来場者がスタンプを集めながら鑑賞する楽しみも増えるのではないでしょうか?
●イベント
展示会の告知も含めて、早めにイベントにリストを表示して、来場してもらえること、その会場の作品のQRコードをOBICONのORGO!で読み取ると追加の情報が参照できることなどを紹介すると良いでしょう。
のちに収集したスタンプの数などから作品の表彰などをしても面白いかもしれませんね。
●コンテンツ
コンテンツは、それぞれの作品の追加情報となる様な文面や画像、作者の生の解説を動画にして再生させるなど様々な工夫ができると思います。
最後に出口付近で、アンケートサイト(GoogleForm等)に誘導してアンケートなどを収集してもよいかもしれません。
●設定上のコツ
展示の告知:イベントの開催期間より前に告知期間となったときに、イベントの「事前公開」のチェックを入れると、QRGO!のイベントリストに開催前のイベントとして表示されるようになります。
収集したスタンプの数:イベント終了後にイベントの選択画面にてスタンプの一覧を出力すると、コンテンツごとのスタンプ数は簡単にExcelなどで算出できます。
3.12. 設定事例:出席状況の取得
事例:出席状況の取得
OBICONのQRGO!はQRコードを読み取ったことを記録として残し、参加者も確認できますし、主催者側もスタンプを押した状況を確認することができます。
大規模なイベントや定例集会などであれば、プロジェクターにQRコードを投影して、参加者が一同にQRコードを読み込むことでスタンプ(=出席)として出席状況を収集していくことができます。
●イベント
期間外にスタンプをする必要はありませんが、定例会のように会ごとに日付等が異なる場合は、当該全期間をイベントの期間として登録するのが良いでしょう。
※学籍情報の取得については、大学として開催するイベントや参加者全員の同意が得られることが前提となります。
●コンテンツ
コンテンツの素材などは単純に同じ画像で省力化して、コンテンツ説明に「x/x 第x回」などの説明を入れるとわかりやすい。
コンテンツ期間は、「期間」を選択して、開催日時に合わせて都度設定すると良いかと思います。また、「イベント期間中であれば、コンテンツ期間外でもスタンプリストに表示する」にチェックを入れることで、参加者がいつの回に出席したかがわかるようになります。
スタンプ表示は表示するにチェックを入れましょう。
例)11月11日10:00~11:00に開催される会議の出席設定